リノベーションは最近住宅業界で特に注目されている言葉のひとつです。ではこのリノベーションとはそもそもどういったものなのかというと、これは端的に説明すると住宅の価値を新築時点よりも高めるというような意味になります。一見するとリフォームとあまり変わらないようにも見えますが、リフォームの目的はあくまでも住宅の修繕です。長く使用して不調になってきた家を修繕して新築時点と同様の価値を持たせることがリフォームですから、価値を高めるために行うリノベーションとは全く違うものであるということに注意が必要です。
またリフォームとの大きな違いとしてあるのが工事の規模です。リフォームの場合は設備の変更や修繕程度しか行わないため、多くは比較的小規模な施工で終わります。しかしリノベーションの場合はそうした設備変更や修繕のほかにも、間取りの変更や水道管・排水管などの交換、変更と言ったような作業が含まれてくることとなるため、作業規模はかなり大きくなります。古い住宅の和室を洋室に還る程度であればそれはリフォームと言えますが、3LDKの住宅の間取りを変更して4LDKにするなどの施工になってくると、それはリノベーションと呼ばれるべき施工になるのです。
二つの言葉は一見すると違いがわからないものであり、時に混同されることもあります。ですが本来の意味には二つの言葉で大きな違いがありますから、住宅に関することを見ていく際には言葉の違いをしっかり意識しましょう。
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